希望の星

「なんだ?まだ怒ってるのか?」



ゲーセンから出たあたしたちは、クレープを食べながら、うろちょろしてた。



「怒ってないよー。だって、あたしも同じことしたじゃん?♪」



「お互い様だなッ☆」



「うんッ」



「な、それ、何味?」



「バナナプリン☆★」



「一口ちょおだい」



と、悠君はあたしのクレープを一口かじった。



今、気がつきました。



これは、<間接キス>という奴だってことに―――。



「悠君!!・・・・じゃあ、悠君のもちょうだいよ」



と、悠君のクレープをぱくっと食べた。



「おいしい!!」



「だな♪」



「間接なのが、嫌だな・・・」



「なんだ?本当にしてほしいのか?」



「まッ、まだ早いわよ」