希望の星

「・・・・じゃあ、今日はぱぁっといっちゃう?」



「え、そんな無理しなくても結構ですけど・・・」



「いいのよ。さぁ、あがってちょうだい」



「そうだよ。あがれよ、明日香ちゃん」



「はやくはやく!!」



あたしは、手を引かれた。



まさか、あたしなんかの為に・・・。



これ以上、迷惑かけれないよね。



帰るって、選択が、一番よかったんだぁ。



「いただきまぁす」



クリスマス・・・?



「どう?おいしいかしら?お口に合うかしら?」



「はい!!とってもおいしいです!!・・・あの、なんかすいませんあたしなんかの為に・・・」



「なぁに言ってるんだよ。」



「だって・・・なんかあたし・・・」



「いいんだよ?あたし、明日香ちゃんがいる生活のほうが楽しいもの。それに、あんなに寂しそうな駿が、こんなにも楽しそうに笑うんだもん。」



そうなの?



「姉ちゃん、あんまりベラベラ言うなよ」



「えへへ」