希望の星

「なぁ、今日は、いきなりだと悪いし、今日は泊まってけよ。どうせ明日休みだし、その時に・・・な」



「うん」



「おかえりなさい、2人とも。ご飯、できてるわよ」



駿君のお母さんが、お出迎えをしてくれた。



「あ、あの。明日には、家に帰るんで・・・」



「あらぁ、そうなの?寂しいわね。ホームシック?」



「母ちゃん!!俺から、帰れって言ったの。ホームシックじゃないよ」



「そ、そうですよ~。ホームシックにはなりませんよぉ~。あはははは」



そうだよね。



やっぱ、帰ったほうがいいもんね。



「でも、あたし、明日香ちゃんがいる生活に慣れちゃったわぁ」



「そ、そうですか?」



「ただいま~。あ、2人とも、帰ってたんだ。」



「おう、姉ちゃん」



「あのね、明日香ちゃんが、明日には帰るって」



「え~!!寂しいよ。もっと、いれないの?」



「だぁかぁらぁ。明日香ちゃんは、家に帰ったほうが、いいと思うの。俺は!」



「そうなんですよね」



「そっかぁ。じゃあ、ボチボチ遊びに来てよね?待ってるからね?」



「はい」