希望の星

そうだよ。



寝言みたいに、本気で、時間を戻して欲しかった。



そう、あたしの帰るべき場所は、自分の家なんだ。



「今日、デートしねぇ?」



「デート!!?」



あたしの目が、カッと開いた。



「うん。せっかくの休みなんだし」



「うんうん、いくいく~~~~!!」



・・・はっ!!



服・・・。



「心配すんなって!俺の服貸してやるよ」



「ま、まじで?ありがと」



「気にすんな!あっはっはっは」



たまには、ボーイッシュな服もいいかもしれない。