希望の星

「だから、できるよって言ってるの。だから、早く帰ってきなさい」



「嘘だ!!意味分からない!!我慢できるなら、あたしの代わりにお見合いしてよ!!それに、勝手にお見合い相手にケー番教えるってどう思うの!?」



「それは、ちょっと・・・」



「ね!?無理でしょ!!だったら勝手な事言わないで!!次電話してきたら、絶対に帰らないから!!」



ブツッ。



プープープー。



「あ、ごめんね?続きやろ?」



「いいよ」



ピコピコピコピコ。




ピコピコピコピコ。



「あ~、楽しかったね」



駿君が、急に甘い声を出してきた。



「ねぇ、寝よ?俺、眠い」



「そう?じゃあ、そうしよ?」



あたし達はベッドで寄り添って寝た。