対照的な二人、

だが、そこに人がいたといっても、

この谷のふもとに住む住民たちは、

笑い飛ばすだけだろう。

誰も真に受けることはない。

それはここが

「人の住むところではないから」

だ。

猛獣でさえ立ち入ることを恐れる谷。

「A valley of the fear」

「恐怖の谷」

と人々はよんだ。