「「陽生っ!一緒に帰ろっ☆」」 「ああ、いいよ。」 なんでいつもこうなるの? あたし、居る意味ある? いつも帰る時はこんな感じで、2人きりなんかなれない。 陽生の隣はいつも女の子達で、あたしはいつも一歩後ろ。 「はぁ…、なんでだろ…。」 楽しそうに会話する陽生達を見て、ふいに溜め息が出た。