「相手は誰!?何処の人!?」

「優香ったら、慌てすぎよ?そんなにもお相手の人が気になるの?」


当り前でしょーが!!
自分の婚約じゃだよ!?
認めて無いけどね……


「奥様、お嬢様、お待ちしておりました。こちらへどうぞ。」

突然現われたのはホテルのボーイ。

私達はボーイの後ろについていった。


しばらく歩いてると、

「お嬢様はこちらの部屋へ。奥様はあちらの部屋へ。」

言われるがままにドアを開けて部屋に入る。

母さんとは違うんだ…


そう思った瞬間。


「「お待ちしておりました〜」」


ビックリして振り返ると、
綺麗なお姉様方が私を見て微笑んでる……


「私達に任せてくださいね!綺麗にしますよ!」


???


何を言ってるの?


手を引っ張られ、部屋の中へ。


私はされるがままに、ただただ呆然としていた。