泣き続ける私に 『涙を拭いて、そろそろ帰ろう。』 やっと気付いた、佐竹さんの自宅の方がかなり遠いのだ。申し訳なく思い、慌てて離れた。 『今日は話聞いてくれてありがとう。帰り遅くしちゃってこめんなさい。』と言ってそれぞれ帰り道についた。