「離さないで…。
…絶対…」

「…約束だな」

「…うんッ」


―――――――………
――――――………



もう二度と、
誰かを愛することなんてないと思っていた。



誰かを傷つけ、誰かを泣かせて、最悪の恋を俺はしたのだから。





自己嫌悪と罪滅ぼしの世界で、
…俺は生きていくのだと思っていた。




なのに


一生懸命でばかであほなお前に惹かれて、


恋をした。



覚悟しとけ。

そんで…俺についてこい。


絶対お前を幸せにして、もう二度と泣かせない。



お前は俺のすべてだよ。

ずっとずっと
お前だけ――




END