そして、あたしは チラッと淨弥を見た。 なんとなく。 …なーんとなく。 流れ的に、 …くるかなぁって思ったけど… 「…忘れた」 「え」 一瞬で凍りついた。 「…ごめん。 …忘れた…」 淨弥は下にうつむいて、呟いた。 …うそ。 ……ショックなんだが!!! 「…あたしも忘れた」 …嘘。 忘れたなんて、嘘。 だって… …あたしこの日のために、一生懸命頑張ったもん…。 初めて女の子っぽいことしたのに…