男子校は危機百発ッ!☆→イケメン男子と恋しよう←☆





「椎榎に抱きついたお前が悪いからな」


…なぜか胸がきゅンとした。

本当に胸がきゅンとした。




「はいはい、はいはい。

ハァ……。萎えるわ。顔洗ってくる」


靖杜は深ーいため息をついてから、ルームから出た。






宇津井はその後ろ姿を見て、

「……。」


勝ち誇ったような顔をした。





「あのケーキ、よかったの?」


だって、さっき、宇津井、
一生懸命作ってたじゃん。




「あぁー……、ん、えっと。
ん、まぁいいわ。痴漢防止のためなら、あんぐらい、対したことじゃねぇし」


頭をぽりぽりかきながら、少し頬を赤らめて、宇津井は言った。