「おーいー!ヒロ~、何してんだよー?」 靖杜は手で必死に顔についたクリームをふき取る。 「知らね。お前が悪い」 宇津井は眉間にシワを寄せて、靖杜を睨む。 ……謝る気ねぇなこいつ。笑 「マジ、ヤキモチ妬くのは分かるけど、こんなことすんのはひでぇわぁ……。 俺、ケーキ苦手なん、知ってんでしょー?」 靖杜はそう言って、ため息ついた。 「フッ。知ってたからやったんだよ」 んなっ!? それって、……悪魔じゃねぇか……。