「ここ?」 イスの上に上がって、つま先で立つ靖杜。 ツリーはあたしの予想以上に大きくて、びっくりした。 「ん、もうちょい右っ!!」 あたしは下から指示を出した。 「え、じゃここ?」 「あ!!そこそこ!!いい感じ!!OK、OK!!」 「マジ!?ちょい待ち、俺も見る!!」 靖杜はイスの上から飛び降りてきて、ツリーを見上げた。 「おぉ!!ぴったりじゃん!俺すごくない?椎榎ちゃん!」 「うへっ!?」 ちょっ、ちょっと!! 靖杜はいきなりあたしに抱きついてきたんです。