あっ。 話してる途中なのに、 靖杜に話をさえぎられた淨弥は機嫌悪そうに眉間にシワを寄せた。 そんなことを知らない靖杜は子犬みたいにあたしの方へ走ってきて、 「椎榎ちゃん、あれ手伝って!」 と手を引っ張りながらあたしをツリーの方へ連れて行こうとした。 「う、うん」 あたしは苦笑いしながら頷いた。 振り返ってみると、 腕を組んで、不機嫌が淨弥が居たから、 思わず笑ってしまった。