淨弥はちらっとあたしを見た。 女の子は淨弥の目線からあたしに気付き、 淨弥から離れた。 「あなた、淨弥お兄ちゃんの彼女?」 腰に手をあてて、頬っぺたを膨らませた。 へっ!? あ、あたしっ!? 「…え、えと……」 「違うよ~。椎榎ちゃんは淨弥の彼女じゃないよ~? 椎榎ちゃんは俺のかーのーじょっ♪」 後ろからぎゅっと抱きついて、 「ねっ♪」と楽しそうに笑ってから、あたしの頬っぺたにちゅーしてきたのは、 ……靖杜でした。