んりゃ? 後ろに振り向くと、 さっきの男の子を抱っこしたまま、 頬っぺたをパンパンに膨らませた唯抖が居た。 「…椎、やっぱ寮に帰るか」 淨弥は軽くため息をついて、あたしの手を握った。 「え、ちょ、ま、マジかよ?」 宇津井は目をパチパチさせた。 「だったら僕達も帰ろ~よ! だって椎榎が居ないクリスマスなんて僕やだよ~……」 唯抖は今度涙目になった。 抱っこしてる男の子が唯抖の頭を撫で撫でした。 しかも、「よしよし、泣かないの」って言いながら。(←普通逆だろ)