―――――――……… ――――――……… 扉を開ける。 淨弥は頭をかしげた。 「どうしたの?」 「いや。 …この時間帯、みんな外に居てもおかしくないんだけど」 携帯で時間を確認しながら淨弥は目を細める。 「お昼寝の時間とか?」 「…中に居るかもしれない。入ろう」 「うん」 あたしは淨弥のあとに続いた。 「…おかえり、淨弥」 事務室へ行くと、中に居る一人のおばあちゃんが顔を出した。 可愛い顔をしたおばあちゃんで、あたしたちを見て、優しく微笑んだ。