「淨弥ッ…、きついよ…」 「…大丈夫。きつくない。 俺的にはむしろ、もっとぎゅっとしていいと思う。 ……本当はそれ以上、触れたいけど…」 俺がそうやって、椎の耳元で話すと、 椎はくすぐったそうに体をよじらせた。 「…何…?…感じちゃった?」 「そ、そんなんじゃないもん…」 ……分かりやすい奴。 もうちょっと、 いじろう。 「…ご褒美」 わざと甘い声出して、椎の耳たぶにちゅっとする。