「うん!僕ね、テレビで見た事あるんだ!
男の人と女の人が口と口を合わせるんでしょう?
でも、なんでするの?」
男の子は顔をキラキラさせながら俺に聞いてくる。
「…しょうがない。じゃぁお兄ちゃんが教えてあげる。あのね「あー!あああー!!」
俺が話そうとした途端、椎は大声をあげて、言葉をさえぎった。
「淨弥だめだよっ!!そんなこと言っちゃ!!」
顔がゆでたタコみたいになってる椎を見てると、笑っちゃった。
「お姉ちゃんどうしたの?何が具合悪いの?」
「…お姉ちゃんのことはほっといていいんだよ。ただのバカ、だからな」
俺はそう言って、男の子の頭を撫でた。
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*淨弥side*終わり
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