い、今なんて……?

……ピンク


「……パンツーっ!?」

あまり普段口しないそのワードを思わず大声で叫んでしまった。
飛び跳ねるようにして起きて急いでスカートを押さえた。



「もー遅いよー♪」

靖杜は楽しそうに笑う。


顔に火がのぼる。



……パンツ、

見られた……!!


穴があったら真っ先に入りたい……!!


恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしいったらありゃしないっ!!



みんなはクスクス笑うのを見て、余計顔が熱くなる。



……もう最悪…。

本当落ち込む。


…パンツ見られたなんて…。



「椎榎ぁー、そんなに落ち込まないでよー。ねっ?」

唯抖は笑いながらベットに上がってあたしの右に座った。



「そーそー!ピンク似合ってたぞ?まー俺はブラックの方がよかったけどなっ!」

ぐはっ。


似合ってるって…
似合ってるって…

いやぁぁ恥ずかしいっ!