俺は椎が苦笑しながら渡してきた紙を読んだ。 _________________________ 椎榎ちゃん、椎榎さん、椎榎へ。 俺達は、失恋を癒すための旅へ出かけました。 どうか探さないでください。 でも俺達が恋しくなったら、いつでも電話をかけてください。 待っています。 p,s,淨弥を一生許しません。 先生より 靖杜より 唯抖より ヒロ _________________________ ……ほらな。 「…みんな、失恋したんだ……」 ……って、本人はまだ気づいていない。