「あぁー!唯抖その可愛さを利用して、とっさに椎榎ちゃんに抱きつくなんてずりぃぞっ!」 靖杜はそう言って急いで立ち上がって、唯抖をあたしからはがした。 ぬほっ……。 「椎榎ぁ~……」 唯抖は更に泣きそうな顔であたしを見る。 えっ!えっ!? 「な、なんか分かんないけど、ごめんねっ唯抖っっ」 なんかよく分かんないけど、あたしゃ一生懸命謝った。 「椎榎さんって、鈍感すぎるよね~。まぁおもしろいから先生はいいけどっ」 佐田先生はニコニコしながら言った。