――――――――― *淨弥side* ――――――――― 「……ってない……」 椎は下にうつむいて、小さい声で何かを言ってる。 「…え?」 「…っ、淨弥はなんにも分かってないっ!!」 ……え? 目に涙をいっぱいためて、唇を噛しめてる椎。 「…あんな所で、…みんなの前で、 ……淨弥が好きだって言える訳ないでしょうっ!?」 なんで、ドキっとしたんだろ。 さっきまでイライラしてて、どうすればいいのか分からなかったのに、 今は、なぜか、すっごく嬉しくて、ニヤけてしまいそうだ。