「とにかく、早くホームルームを終わらせたらどうですか?」 淨弥は頭をかしげながら先生に言った。 「……くすっ。そうですね。 早く終わらせなきゃ、翌日ヒロに呪い殺されそうなので、これでHRを終わりにします」 え? 宇津井に、呪い殺されそう……? 宇津井の方を見ると、 「!!」 周りに黒いオーラが漂っていて、佐田先生を睨みつけていた。 ぬっっ。 こわぇ……。 「起立」 委員長の声を聞いて、みんな立ち上がった。 「さようなら」 「「「さよなら~~」」」