……椎は本当馬鹿だ。 そんなこと言ったら、クラスの男がまた狙い始めるだろうが。 「えっ!?居ないの!?」 ……ほらな。 唯抖が目をキラキラさせながら椎に聞いた。 「居ないってば」 椎は口を尖らせながら言う。 ……椎は、もう、俺のこと、 ――好きじゃないのか? 俺は……。 俺は…………。 ――――――――― *淨弥side*終わり ―――――――――