「おい!俺は!?」

宇津井はそう言ってドスドス歩いて来た。

それにつられて、ほかの4人もあたしを囲む。



「…あー……ごめん!見えなかった!ハハハ!」

あたしはそう言って、ガハハハハ…と笑って見せる。


「はぁ?お前マジっ…」

ちょっぴり怒ってる宇津井の顔も、ただただカッコイイ。


そして、なんだかすねてるみたいで、…ちょっとだけだけど、…可愛いかも。



「なんで椎榎がここにいるのー?」

唯抖はそう言いながらあたしの腕を組んできた。


「えっ、あっ、「今日から、椎榎さんも僕たちと一緒に、ここで暮らすんだよ」

きょどるあたし。
そして言葉を遮られる。

おいおい。
今日で何回目だよ。


………って。
ちょい待ち。


「先生、今、なんて言いました……?」

あたし、耳おかしくないと思うんだが…。


「今日から、椎榎さんは僕たち5人と一緒にここで寮生活だよー!」



………はぃぃい!?!?