繋いでる手を見て、なぜか胸が苦しくて。 付き合ったと知って、冷静になれなくて。 椎が靖杜のこと好きって言った瞬間、思わず靖杜を殴りたくなって……。 なんで俺、 …こんなんなってんの。 「……だっせー…」 ……食堂を去った時、椎に呼びとめられるのかと思いきや、 ……なにも言われなかった。 追い掛けてくるんじゃないかと、歩くペースを遅くしたのに、何度も後ろへ振り返ったのに、 ……誰もいない。 …おかしいよな 俺 だけど …心のどこかで、 期待してる自分が居る。