男子校は危機百発ッ!☆→イケメン男子と恋しよう←☆




「……ヒロッ…それッ…」


今でも消えそうなくらい小さい声で呟く淨弥。




「…いつまでも俺が黙ってると思うなよ……。これ以上、椎榎を傷つけてみろ。……許さねぇかんな」


宇津井はあたしの方へ来て、手を引っ張り、歩き出した。



「う、宇津井ッ」


あたしは後ろを振り返って、淨弥を見た。



「…」

淨弥はあたしを見て、唇を噛んだ。




―――――――………
――――――………



「…」


寮の前。

宇津井は足を止め、振り返ってあたしを見た。



「…宇津井…」


すごく悲しそうな顔で、あたしを見つめてる。



「……椎榎…」

「…!」


温かい、宇津井の胸の中。
宇津井はあたしをギューッと抱きしめる。