男子校は危機百発ッ!☆→イケメン男子と恋しよう←☆




宇津井は振り返って、今までに見たことがないくらい冷たい視線で淨弥を見ていた。



……怖い…。

初めて、
宇津井を怖いと思った。



初めて会った時も怖かったけど、……どこかで余裕を感じていた。



…なのに、

……今は1㍉の余裕も感じない。




「……ヒロこそ、手、離せば?」


淨弥は笑顔を浮かべ、笑った。


笑顔なのに、
……怖かった。



「……ざけんなよ」


宇津井はあたしの手をゆっくり離し、下に俯いた。




「……あぁ?」


淨弥の声も、
今まで聞いたことのない低い声だった。



「……椎榎で遊んでんじゃねぇーよッッ!!!」


宇津井の声と共に、鈍い音がした。