男子校は危機百発ッ!☆→イケメン男子と恋しよう←☆




いじり……


――からかい、かぁ…。
……やっぱり本気じゃないもんね。



まぁ…、分かってたんだけどね。



だけど、
やっぱり冗談きついよね。


好きな人にからかわれるのは。



「……さっき、ヒロとメールしてたろ」


顔をあげ、淨弥を見ると、淨弥はいつもの無表情のままでこっちを見ていた。


…なんで気付いたんだ?
ハンドパワーとか…!?(んな訳ないだろっ)




淨弥の考えが分からない。
別に、誰とメールしててもいいじゃん。



淨弥は、ちゃんとあたしのこと、女として、見てるのかなぁ…。



……んな訳ない、か。



「そうだよ。今日一緒に帰るの」


あたしはニコッと笑って答えた。



「………。」


……あ。