……からかい?
「……そ、そっか」
…からかい、…かぁ。
…そ、そうだよね!
淨弥君があたしのこと、…好きな訳ないよねっ!
あーあたしったらぁ〜…何勘違いしてんのさっ♪
…あたしのことなんて、好きな訳ないもん。
クールでカッコよくて、毎日授業中寝てんのに頭がいい淨弥君が
馬鹿でうるさくて、何やってもダメダメなあたしを……。
「……椎?」
淨弥君はあたしの顔を覗き込む。
「どうした?…黙りこんで。
…そんなに、俺に好かれるの迷惑だった?」
苦笑いをしてる淨弥君の顔は、どこか寂しそうだった。
「ち、違うの!…ほかのこと、…考えてて」
迷惑な訳、
……ないじゃん。
もしそれが本当なら、
あたしは嬉しくて嬉しくて、舞い上がっちゃうよ。



