「……ごめんね」
あたしは小さい声で謝る。
綺麗な髪……。
…触ってみたい。
て、てか、
少しぐらいなら、
…いいよね…?
あたしは淨弥君の髪に指を通す。
「…さらさら…」
柔らかい…。
なんのシャンプー使ってるんだろう。
淨弥君の寝顔、すっごく綺麗…。
あたし、すっごいドキドキしてんじゃん。
やっぱり寝てるみたいだ。
「……おやすみ」
あたしは小さい声で言って、部屋を出ることにした。
「……どこ行くの」
「!」
勢いよく後ろに振り返る。
「えっ!?お、おお起きてたの!?」
さっきの姿勢のままで、淨弥君はクスリと笑う。
「…いや、誰かさんが、じーっと見つめるから、起きちゃった」



