てがみ

「顔、よく見えないけど、あの子も可愛いよね」


篠原はじっと、校門の辺りにいるその女の子を見つめて言った。
ここからは手元で何かをいじっているのが見えるくらいなんだけど…


ブブブ…


俺のズボンのポケットでケータイが震えた。


「リョー、ケータイ鳴ってんじゃね?」


「ん?あぁ、うん」


いやな予感は拭えない。