てがみ

少し見つめ合って、先に動いたのは俺の方。
この間は瑠衣に先手を打たれたから、次は俺の番だと思っていた。


ちゅっ


小鳥のように、啄ばむように。


「えへっ、リョー、好きぃ」


それに気を良くしたのか、瑠衣はそのまま抱きついてきた。
背の小さい瑠衣、小柄で、抱きしめると腕の中にすっぽり納まってしまう。
かわいいなぁ…


「瑠衣、ほら…」


しがみついてくるのを引き剥がしながら、もう一度顔を近づけた。
何度もキスをして、時々、髪をなでた。


「リョー…」