てがみ

うつらうつらしていて、気がつくと部屋の中は薄暗かった。


甘い香りがして目を向けると、胸元に瑠衣が居た。
すやすやと気持ち良さそうに眠っている。


お互い初体験ではないけれど、多分、瑠衣の方が経験は多いだろう。
俺で満足できたかなぁと少し不安になったけれど、寝顔を見ているとそれも消えた。


「んぅ、ん…」


身じろぎながら、胸元で瑠衣が目を開けた。


「よぉ」


髪をなでながら声をかけると、寝ぼけた目で大きくあくび。


「あ、リョーだぁー、おはよ~」