虹の都へ

ガヤガヤとにぎわう人の中で、あたしは呟く。

「すげーな…」

にぎわう人の中、虹が呟いた。

確かに、すごいわ。

食堂もおみやげ屋さんも、人だらけ。

食堂のおばちゃんたち大変そうやな…。

全くの他人のはずに、つい同情してしまう。

虹は虹で唖然としてるし。

「虹ってさ、こう言うところにこないタイプ?」

唖然としている虹に、あたしは聞いた。

「あんまり、好きじゃないから…」

あたしの質問に、虹は苦笑しながら答える。

何となく、そんな気がした。