虹の都へ

「休日、だもんな」

虹が苦笑しながら呟いた。

「そうね…」

つられるように、あたしも呟いた。

世間は休日。

中には、夏休みに入っている家族もいるかも知れない。

「俺たちも、行こうか」

「うん」

首を縦に振ってうなずくと、車に気をつけながら目の前の建物に向かった。


「涼しい〜」

「おっさんかよ」

虹が苦笑しながらツッコミを入れる。

けど言わずにはいられないでしょ。

冷房が効いてるんだもん。

冷房万歳!