虹の都へ

近くのサービスエリアに車を止めた。

「ついたぞ」

虹にうながされ、車を降りた。

車を降りた瞬間、冷たい空気が躰を包んだ。

同時に、優しい森の香り。

都会とは違うんだと、感じさせる。

けど、
「混んでるな…」

虹が苦笑する。

駐車場は車で埋めつくされていた。

右を見ても、左を見ても、車、車、車……。

目の前の建物は大勢の人でにぎわっている。

トイレ……特に女子トイレは、大行列となっていた。