きみに見せたいものがある

3才の頃からここに通ってた子がたくさんいる。



そのたくさんの中に、4才から入った、ぼく。



なかよしな子なんていない。




お母さんと、おねぇちゃんと、ぼく。



ぼくは、どうやったらみんなと遊べるのか知らない。



だって、今まで3人家族の中から、ひとりぼっちでこんな中に置かれたことなんてない。




ひとりぼっちで…





さみしい…。






ひとりぼっちで、チビでデブで弱虫で、さみしがり屋…。






ぼくは、1年早くいたあの、お父さんというやつがいる恐い子たちにとって、



とっても




いじめがいがあった…。