「もう…この世にはいないってか?」 「いるよ、生きてる。でも…、」 でも、なんだよ。 「いいの?傷つくのは君なんだよ?」 「いいよ、小唄のことで傷つけるなら 野望だ」 「愛されてるんだね、小唄ちゃん」 「ああ、だから教えろ」 「そんなに知りたいなら○○○○病院の 608号室。覚悟して行きなよ」 …病院? 事故ったのか? でも事故ったのが何で俺が 傷つくことになる。 早く、逢いたい。