自分の部屋に入り机の上にある
『呪いの館』の写真を
手に取りベッドに寝転んだ

「はぁ…」

なんか不安が募っていく…

なんだろ…
なにか起きる…

「ああぁぁぁ!!分かんない!!」

あっそうだ霊視だ
忘れてた…

あたしはベットから
起き上がりじゅうたんに座った
『呪いの館』の写真を見て
目を閉じ神経を集中させた


頭に浮んだ光景は残酷だった

憎い…
憎い…
憎い…

男が憎い…

男なんて…



コンコン

ちょうどその時
あたしの部屋のドアを
誰かが叩いた

もぉ!!今いいところなのに

あたしはドアに近付いた