俺は大きく息を吸った




「おい萌百、準備しとけよ」



俺は小声で萌百に言った



「うん」



俺の言葉を聞き身構える萌百




よし、やるか！！










「うわぁ～…やっばー…携帯忘れてきた！！」




「大変ね～、今から戻る？」




「だいたい、どこにあるか分かってると思うんで、俺とコイツでとってきます」




「あたしも行くわ」




「あのーお願いがあるんですけど…」



俺は申し訳なさそうな顔をして看護師を訪ねた