「変わるわ」




「海…」




海は笑って萌百をおんぶした



「今日はお疲れ」



「ありがとう」



「どおした??」



「いや…

もしあんりさんが

旦那さんと子供達を

殺してなかったら

今も幸せな家族だったん

だろうなって…」




「そうだな…

けど人生は変えられねーよ

今を生きるしかねーんだから

けどお前は助けただろ」



「えっ…??」