『あぁぁ!!愛梨ちゃんが―――』



ある日の休み時間。




翔が愛梨が居ないと、
騒ぎ始めた。





「一体、何だよ?」




俺は屋上でサボって寝ていた。



安眠を邪魔されて、俺は不機嫌度マックス。





『愛梨ちゃんがお前のファンクラブの会長に連れ去られた』



「で?アイツなら大丈夫だろ?」




俺は翔を睨みつけて言った。