『呼ばないと……』 「分かったっ…氷。 これで良いでしょ?」 そう言うと。 納得したようで頷いた。 『じゃ、お前の事は…。 愛梨って呼ぶな?』 ……。 別に、いいかっ? 『また偽王子とか呼んだら、 どうなるかな?』 氷は、そう言うと。 皿洗いしといてっとだけ言い残し。 帰って行った……。