子猫を飼うことになった。 家の近くに捨てられていた白い猫。 その猫は、私が以前夢で見た猫の姿と、ちょっと似ていた… なんだか他人とは思えないその容姿と、か弱く鳴くその声に、私は思わず拾って帰ってしまったのだ。 親の了承を得て、飼い始めた白猫。 名前はすぐに決まった "ミルク" 神崎の家のコーヒー色したわんちゃんの名前がモカ。 だから白色のうちの仔の名前はミルク。