おまけ…
〜高橋さんと成瀬君〜
「 ねぇ、どうして成瀬君は私と付き合うのOKしてくれたの?」
帰り道。隣りを歩く彼を見ながら私は尋ねた。
隣りのクラスの彼は、かっこよくて明るくて優しくて…いわゆる人気者。
そんな彼が私なんかと付き合ってくれるなんて、奇跡のようだった……
私の言葉に成瀬君は静かに笑いながら答えた…
「 …亮佑君がチョコ持ってきたから…かな。
知ってると思うけど、亮佑君ってあんまり人に優しくしないんだよね。
普通だったらチョコなんて預かってこないと思うんだ。
…だから、そんな奴が預かって来るなんて、よっぽど素敵な子なのかなって…… 」
成瀬君は私を見ながらにっこりとそう告げた。
頬にかぁっと熱が集まるのがわかる…
そんな私を見てクスリと笑みと落としながら彼は言葉を続けた
「 それにね、
亮佑君たちを見てたらさ、僕も恋したいなーって… 」
言いながら彼は私の手をぎゅっと握った。
「 だから、お互いのこともっと知る必要があると思うんだよね。
そうゆうわけで、
どっか寄っていこうよ 」
「 うん!」
成瀬君の言葉に私は嬉しくなって大きく頷いた。
握られた手を
ぎゅっと握り返した……

