―――――――


「………」


目を開けると、辺りは真っ暗。


私も寝ちゃってた…?


寝たの9時すぎなのに、もう真っ暗なんて…。

どれだけ寝たら気がすむんだ。



ん?自分が布団の中に入ってる事に気が付いた。


ということは、玲央はどこ?

もしかして帰っちゃった?



急いで布団からでて、階段を降りながらリビングに向かって叫ぶ。


「お母さーん!!玲央はー?」


「あっ!みさ起きた?」


その声は、お母さんのじゃなくて

紛れもなく、玲央のだった。