「ちょっといろんな事考えすぎて、具合悪くなったって言うか…」 「深そうな話ね。なにか悩み事でもあるの?私で良かったら聞くわよ。」 言っちゃおうかなぁ…。先生なら、出入りした人知ってそうだし。 「いや……キ、キス…をされまして。」 「誰、彼氏に?」 気のせいか先生の顔が明るくなった。こういう話が好きなのか、随分楽しそうだ。 「いや、誰だかわかんなくて…」 「どういうこと?」 「さっき…寝てたら…いきなり…。」